ほぼ年一更新となりつつある将棋の話。今年度はもう少し増やそうか…。

棋王戦が終わり、平成21年度のタイトル戦がすべて終了しました。

タイトルホルダーは以下のようになりました。(タイトル戦が行われた順・個人の段位は省略)

一般棋戦(七大タイトル)

名人 羽生善治 (郷田真隆から4-3で防衛・2連覇)
棋聖 羽生善治 (木村一基から3-2で防衛・2連覇)
王位 深浦康市 (木村一基から4-3で防衛・3連覇)
王座 羽生善治 (山崎隆之から3-0で防衛・18連覇)
竜王 渡辺明  (森内俊之から4-0で防衛・6連覇)
王将 久保利明 (羽生善治から4-2で奪取・自身初の2冠)
棋王 久保利明 (佐藤康光から3-2で防衛・2連覇)

女流棋戦(五大タイトル・休止予定だった女流王将戦は変則開催された)

女王    矢内理絵子 (岩根忍から3-0で防衛・2連覇)
女流王将 清水市代  (上田初美から2-0で防衛・3連覇)
女流王位 清水市代  (石橋幸緒から3-2で奪取)
倉敷藤花 里見香奈  (中村真梨花から2-0で防衛・2連覇)
女流名人 里見香奈  (清水市代から3-0で奪取・自身初の2冠)

このようになりました。

 一般棋戦のほうは、ほとんどの棋戦でタイトル者が防衛する形になりました。唯一久保棋王が羽生名人から王将位を奪取。2冠となりました。以前として「羽生時代」の将棋界ですが、風穴は開くのでしょうか。

 逆に若手の嵐が吹き荒れているのが女流棋界。5つの棋戦のうち、タイトル初挑戦者が3名(岩根、上田、中村女流二段)、そして若手の筆頭格である里見倉敷藤花が女流名人のタイトルも手に入れ、10代で2冠保持者となりました。この勢いはどこまで続くのでしょうか、楽しみです。

 さて、今年度の開幕を告げる大きなタイトル戦、名人戦とマイナビ女子オープンが行われます。

 第68期名人戦七番勝負 羽生善治名人 - 三浦弘行八段
 第3期マイナビ女子オープン決勝五番勝負 矢内理絵子女王 - 甲斐智美女流二段

 今年はどのような勢力図の入れ替わりが起こるのでしょうかね。

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